智の木協会・「木」への思い入れリレー随筆

智の木協会メンバーによる「木」への思い入れリレー随筆です

2009-01-01から1年間の記事一覧

第三回:智の木協会 副理事長 黒田 錦吾 「ガーデンオフィスへの思い」

私達は今日、豊かさと便利さを手に入れましたが、それと引換えに多くの自然や動物、人間性までも無くしそうになっています。そのことに漸く気付き、各国の行政、民間レベルで環境保護ための啓蒙活動、保護活動、国際間の合意が地球規模で進められていますが…

第二回:智の木協会 代表幹事 小林 昭雄 「林檎によせる想い」

信濃の春はネコヤナギがまろやかなビロード状の芽を膨らませ、庭先で福寿草が黄色の丸い芽をのぞかせる時から始まる。やがて、梅が咲き、桃が続く。そして、4月中旬、桜の季節となり、しばらくして、リンゴの花が追いかける。遠望すれば、山懐が深く黄昏(…

第一回:智の木協会 理事長 豊田政男 「咲き誇る「桜」か,散りゆく「紅葉」か」

「自然」,これは響きの言い言葉で,「自然を大切に」がしばしば謳われるものの,あまりにも趣のない答えが多いのも確かである.地球がサステイナブルであるために,我々に課された宿題も多いが,それにもまして,自然の力の偉大さは,自然を破壊すると言わ…